神戸市文化財情報

「神戸市文化財情報」は、神戸市の遺跡や建造物などの文化財を検索するWEBサービスです。
ご利用上の注意をよくお読みになり、同意の上ご利用ください。

木造〔大日如来坐像・釈迦如来坐像・阿弥陀如来坐像〕(無動寺)

  • 文化財の画像

無動寺は、明治初期の廃仏毀釈で一時廃寺となっていましたが、若王山地蔵院無動寺として復興しました。同寺には、多くの優れた仏像が残されていて、山陽道の北側にある街道筋に栄えた丹生山田庄の文化を考える上で興味深いものです。本尊の大日如来像及び右脇侍の釈迦如来像は、桧材の一木造で11世紀の作です。左脇侍の阿弥陀如来像は杉材の寄木造で、室町時代の作と考えられています。不動明王像は桧材の一木造で平安後期、十一面観音像は桧材の一木造で平安中期の作です。また県指定の阿弥陀如来像は、平安後期の特色ある仏像です。同寺では、2月5日に椎の木の枝を、板を敷いた床に力一杯たたきつけ、枝にお札をはさんで苗代の水口と家の中にまつり、五穀豊穣・無病息災を祈る「オコナイ」という行事があります。

年代

平安中期平安中期室町

種類

彫刻

文化財種別

有形文化財

指定区分

国指定重要文化財

関連リンク

https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/3834

https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/00011046

https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/00011047

アクセス

神戸電鉄有馬線「箕谷」駅から神戸市営バス「福地」バス停下車、北東へ約10分

地図へ→